札所巡りのおはなし

あばらく

京都五山

京都五山は、京都にある臨済宗の寺院で格式の高い5つの寺院のこと。
札所を巡る巡拝霊場ではない。
8月16日の夜に送り火(五山送り火・大文字の送り火)の行われる五山とは「五山」の意味が異なる。

鎌倉幕府が南宋に倣って寺院の格式示す五山の制度を導入し、鎌倉にある臨済宗の寺院で「五山」を選定。南北朝時代に入り権力が鎌倉から京都に移ったことで、京都の寺院で鎌倉とは別に五山が選定された。その後、室町時代になってから3代将軍・義満が相国寺を京都五山に組み入れるに際し、南禅寺を別格とし、天龍寺を第1位に格上げした。したがって、京都五山は「五山」といいつつも6つの寺院となっている。

寺格 寺名 寺院本尊 開基 山・院・寺号 宗派
別格 南禅寺 釈迦如来 亀山法皇
大明国師
瑞龍山 太平興国南禅禅寺 臨済宗南禅寺派
1番 天龍寺 釈迦如来 足利尊氏
夢窓疎石
霊亀山 天龍資聖禅寺 臨済宗天龍寺派
2番 相国寺 釈迦如来 足利義満
夢窓疎石
萬年山 相国承天禅寺 臨済宗相国寺派
3番 建仁寺 釈迦如来 源頼家
栄西
東山 建仁禅寺 臨済宗建仁寺派
4番 東福寺 釈迦如来 九条道家
円爾
慧日山 東福禅寺 臨済宗東福寺派
5番 万寿寺 阿弥陀如来 十地上人
東山湛照
万寿寺 臨済宗東福寺派