札所巡りのおはなし

あばらく

江戸六地蔵

江戸六地蔵は、江戸深川の地蔵坊正元が宝永3(1706)年に発願し、京都の六地蔵に倣って江戸の主要街道の出入り口に6体の地蔵菩薩像を建立したもの。
各街道の江戸の出入り口に据えられたお地蔵さんということで、道行く人々の安全を祈る意味もあったと思われる。

永代寺のお地蔵さんは明治期の廃仏毀釈により取り壊され、現存しない。その代仏が浄名院に祀られている。

札番 寺名 街道 山・院・寺号 宗派 寺院本尊
第1番 品川寺 東海道 海照山 普門院 品川寺 真言宗醍醐派 水月観世音菩薩、
聖観世音菩薩
第2番 東禅寺 奥州街道 洞雲山 東禅寺 曹洞宗 釈迦如来
第3番 太宗寺 甲州街道 霞関山 本覚院 太宗寺 浄土宗 阿弥陀如来
第4番 真性寺 中山道 医王山 東光院 真性寺 真言宗豊山派 薬師如来
第5番 霊巌寺 水戸街道 道本山 東海院 霊巌寺 浄土宗 阿弥陀如来
第6番 永代寺 千葉街道 大栄山 金剛神院 永代寺
第6番
代仏
浄名院 東叡山 浄名院 天台宗 阿弥陀如来
※第6番の永代寺は明治期の廃仏毀釈により廃寺となり、その跡地には深川不動堂が建つ。
また、現在ある永代寺は名称を引き継がれ再興されたお寺である。